皆さんは最近、阿蘇へ行かれましたか?

天気の良い休日のドライブ先として真っ先に浮かぶのが阿蘇、阿蘇地域の中でどこへ行くかすっごく迷ってしまう隊員マリリンです。
10月27・28日と、「阿蘇復興・あそ千年祭」が開催されました。
7月12日の九州北部豪雨により、阿蘇地域は大きな被害を受け、今も交通機関が一部不通だったり、傷跡が残っていたりしています。
そんな阿蘇の復興を願い、そして阿蘇が千年にわたり誇る広大な草原を、次世代へつないでいこうという趣旨のこのお祭り、
今回が第1回目です。
会場は、上色見地区が被害を受けた、高森町の月廻り公園でした。
今回の見どころの一つは、巨大な草アート。
阿蘇の草原で収集した藁を使って、あか牛、SL、高森名物の田楽、らくだ山にちなんだらくだ、そして、我らが隊長くまモン!の5つのアートが、会場内にデデンッと鎮座しております。
これらのアートは武蔵野美術大学の宮島先生監修のもと制作されたということで、27日のオープニングイベントでは、宮島先生からの解説もありました。

写真の通り、阿蘇地域代表であか牛くん、産山村のうぶちゃん、山都町のベリーちゃんも参加して、会場に彩りを添えていました。
と、いうのも、「草原にくまモンだけじゃ色合いが地味だからね~」って、会場の方に言われていたのです(笑)
さて、実は会場内のSLをかたどった草アートは、このオープニングセレモニーにて完成されたのです。

次世代を担う、高森のお友達の手によって。

くまモン、あか牛くん、うぶちゃん、ベリーちゃんが高森のお友達にSLの車輪を渡し、お友達の手でSLが完成しました!
お友達による、草原を守っていくぞ!という未来宣言もありました。
あそ千年祭は、上色見復興祭と、あそのみなみのあきまつりとタイアップし、2日間通して阿蘇地域を大いに盛り上げるイベントとなりました。
27日の天気は時々雨だったけれど、雨も降らなきゃ草原は育ちませんし、雨の日だけの阿蘇の景色も見ることができますよね。
10月31日をもって、阿蘇スペシャルキャンペーン「くまもとあそビンゴ!」は終わってしまったけれど、阿蘇の山々は変わらず世界一のカルデラを見下ろし、周囲に暮らす人々の生活を守っています。
爽快な景色、山の上はちょっと寒いけれど、温かい人達がたくさんいらっしゃいます。
いつでも遊びに来て下さいね!

↑あそのみなみのあきまつり会場・あそ望の郷くぎのにて。